さくらプロジェクト


趣旨と経緯
夢のあるプロジェクト
私たちはここ2年間、高崎経済大学で学ぶ留学生、蒋(ショウ)雄軍さんの人柄と熱意に引きつけられ、 蒋さんの故郷・中国湖南省蒋家村(ショウカソン)に、桜を植える活動を応援してきました。

これまで、蒋家村の視察と植樹環境の分析も行われました。
その結果、蒋家村の受け入れ態勢も整い、わずかですが寄付金も集まり、 いよいよ本格的に

    「桜と緑のプロジェクト活動」
    (略称:さくらプロジェクト)


を開始することとなりました。

植樹の様子
地球環境問題が深刻になっています。
このプロジェクトは、中国農村の山々に緑豊かな森林を取り戻し、 日本の美しい桜を植える事業を通して、地球環境の保護に寄与し、 日中の市民レベルでの交流と文化理解を深めようという夢のあるプロジェクトです。

2007年3月の第1回桜の植樹ツアーに引き継いで、2008年の2月末から4泊5日の日程で第2回目の桜植樹ツアーを実施、 村民と一致協力して、11,500本の松を植樹しました。



一人でも多くの参加を期待します
村の子供たち 私たちはこれまでの活動を踏まえ、中国湖南省蒋家村で、桜を含めた植樹活動を行い、 山々に森を取り戻し、地球温暖化防止に貢献すると共に、積極的に民間交流を行い日中両国民の相互理解を深めます。

現在の計画では、83,000本の樹を植え、合計55ヘクタールの植林を行います。
その中で日本を代表する桜1万本を植え、日中友好のシンボルを作る予定です。


皆さん、会員となって活動してみませんか。
ご趣旨に賛同いただき、たくさんの方々が参加して下さることを期待します。




活動内容

(1)植樹・緑化(含む)事業
中国湖南省蒋家村を中心とする植樹・緑化事業を、蒋家村民と高崎市民・群馬県民・高崎経済大学などが連携協力して実施していく。

(2)日中友好文化交流事業
中国湖南省蒋家村を中心とする植樹・緑化活動を行うために、年に何回か植樹ツアーを実施する。
そのツアーを通じて日中友好の文化交流事業を行う。

(3)地球環境保全事業
高崎市の森林保全、中国の地球環境保全活動を可能な限り展開する。

(4)さくらプロジェクト報告(さくらレポート)の発行
情報提供事業として、活動の報告を「さくらレポート」としてその都度刊行する。
また、ホームページなどによる情報提供事業や会員相互の情報交換の場を確保するように努力する。

(5)会員総会の開催
本会の事業報告、事業計画、予算の承認、決算報告、組織体制などを審議するための総会を年1回以上開催する。



会のごあんない

私たちの会は、2007年より蒋家村に桜の植樹をしています。
2008年3月に会は立ち上がりました。
今後会員になりたい方、植樹ツアーに参加希望の方は下記にご連絡ください。

<会連絡先>
〒370-0801 高崎市上並榎町1300 高崎経済大学大宮研究室 大宮 登
E-mail:こちら(大宮会長)
TEL&FAX:027-343-9810
E-mail:こちら(廣瀬事務局長)



どこにあるの?
高崎からですと、距離にして合計4600km以上、所要時間は待ち時間含め20時間ほどの場所にあります。



こんなところ
村の人はみんな「蒋さん」です。一族でこの地に500年住んでいるそうです。


■荒廃した山と畑

蒋家村は、中国南部の石灰岩の多い地方にあります。

裏山は高さ200m程度ですが、数十年前は木々に覆われ緑豊かな所でした。
しかし、1960年代に、燃料に使うため山の木を全部切ってしまいました。
その後、山は荒廃し、白い石灰岩がむき出しで、畑は土壌の流出が続いています。

荒廃した大地


■産業

農業が中心ですが、若い世代は出稼ぎをしています。
主な農産物は、米・タバコ・落花生・唐辛子などです。
この地域は四川に近く唐辛子の産地でもあり、料理は辛いです。

■気候

この地域には雨季と乾季があり、夏はあまり雨が降りません。
水は井戸を利用しているので、山に保水力がないと困ります。
しかし雨季のときは激しい雨で土砂を押し流してしまいます。
そのためにも山に木が必要です。
中国ではこの村だけでなく、多くの地域が同じような状態です。



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